【モジュール構成】

ProCASTは次の9つのモジュールから構成されています。
解析に必要なモジュールを、下記の中から組み合わせて使用します。
例えばメッシュ作成から流動解析、凝固解析までが必要な場合には、基本モジュー ル流動解析モジュールMeshCASTの3モジュールを入手します。

1.基本モジュール
エンタルピー法による相変化を含む凝固(熱伝導)解析モジュール。

2.流動解析
自由表面、鋳型の充填、Navier-Stokes方程式および乱流を考慮した流動解析モ ジュール。

3.MeshCAST(三次元メッシュ作成)
著名な三次元CAD(IDEAS、Unigraphics、PATRANなど)から入力された形状データ (STL、IGES)またはサーフィスメッシュデータからの完全自動三次元メッシュ生成 モジュール。

4.輻射解析モジュール
投影効果を含む形態係数計算による輻射解析モジュール。

5.応力解析モジュール
弾塑性モデル、粘弾塑性モデルを持つ応力解析モジュール。鋳型を外したあとの変形 も計算することができます。

6.結晶成長解析モジュール
決定論的方法により、熱的変化による核生成と結晶成長をシミュレーションするモ ジュール。

7.逆解析モジュール
実験での測定の結果を用いて、シミュレーションに必要な材料定数を計算するモ ジュール。

8.電磁誘導解析モジュール
ProCAST Version4.0から可能な、Induction Heating解析モジュール。

9.結晶成長解析CAFE3Dモジュール
Rappaz教授らの開発したセルラーオートマトン(CA)と有限要素法(FE)を連成して 解析する、確率論的な結晶成長予測モジュール。

その他

10.データベース
ProCASTには、合金の組成を入力することによって、温度依存の物性値(エンタル ピー、凝固率、比熱、潜熱、液相温度、固相温度)を自動的に計算できるプログラム が入っています。合金のベースは、Ni、Ti、Fe、Alの4種類あります。

11.PreCAST
シミュレーションに必要な条件を設定するPreCASTのみを追加購入することができま す。 社内に複数のユーザ様がいらっしゃる場合に便利です。


   

           

 


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