NCVIEW_11.0
リリースノート−新機能 |
new 1.
NCVIEW11.0に搭載された新しい機能
1)動的削り込み検出機能(MULTAXwatch/SOLIDwatch) ワークを通常の切削物としてではなく、製品形状(切削してはいけないワーク)と設定することが出来るようになりました。シミュレーション中に製品形状ワークを少しでも切削した場合、動的削り込みエラーが発生します。この機能を使用する際は、加工設定で以下のように設定します。 |
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本機能はSOLIDwatch/MULTAXwatchの標準機能です。 |
2)回転軸非交差のユニバーサルヘッドに対応しました。(MULTAXwatch) ユニバーサルヘッドにおいてB(A)軸回転中心がC軸回転中心軸上に存在しない場合に対応できるようになりました。 |
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3)FANUCミリング系面取り機能( ,C ,R
)に対応しました。(TOOLwatch/SOLIDwatch/MULTAXwatch) G01直線補間、G02/G03円弧補間の指令ブロックに指令するFANUCミリング系面取り機能( ,C ,R )をサポートしました。 |
4)最適化・切削体積表示でCSVファイル出力ができるようになりました(最適化オプション) 算出した切削体積結果(切削体積/切削時間/該当NCデータ)をCSVファイルとして出力します。Microsoft EXCELでオリジナルのグラフ作成やデータ分析を行えます。 |
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5)付加軸 U、V、W軸の初期位置を設定できるようになりました。(MULTAXwatch) 加工設定パネルで U、V、W軸の初期位置の設定を行います。 |
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6)マクロデバッガ機能の変数表示機能を拡張し、使いやすくなりました。(マクロデバッガオプション) |
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@ローカル変数を一括表示できるようになりました。→ | |||
←Aコモン変数を一括表示できるようになりました。 表示したいコモン変数の範囲指定も行えます。 |
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Bシステム変数を一括表示できるようになりました。 表示したいシステム変数の範囲指定も行えます。→ |
7)回転軸のストロークチェックのサポート(VMオプション) VirtualMachineオプションではストロークリミット超えを検出できるストロークリミットのチェック機能があります。NCVIEW11.0では直線軸と同様に回転軸に対してもリミットチェックが行えるようになりました。 |
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8)螺旋補間機能のサポート(TOOLwatch/SOLIDwatch/MULTAXwatch/TURNwatch) G02/03円弧補間の拡張機能としての螺旋補間機能をサポートしました。 |
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9)MULTAXwatchで獲得できるバッファサイズが拡張されました。 加工設定の“ソリッド切削バッファサイズ(MB)”に設定出来るメモリ量が大幅に拡張されました。 |
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10)TURNwatchでOSPの以下の機能が追加されました。 - OSPノーズR補正G41/42のIKベクトルパラメータ動作をサポート - OSP円弧補間をサポート - OSP傾斜加工サポート - OSP Y軸制御モードサポート これらの機能について詳しくはNCVIEW11.0のヘルプを参照ください。 |
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11)サブプロコールのネストリミットをトータルとは別にM98単純呼び出しのリミットを設定できるようになりました。 FANUC系コントローラでは、サブプロコールのネストリミットをトータルとは別にM98の単純呼び出しとそれ以外を区別するようになっているものがありそれに対応しました。 |
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12)TURNINGCENTERで最終工程が旋削工程で終了した場合でも最終形状表示をミリング形状で表示できるようになりました。 |
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new 2.NCVIEW11.0で追加された機械定義コマンド
−旋盤用機械定義コマンド L_SLANT_SHIFT_OSP(原点シフトON) L_SLANT_SHIFT_CANCEL_OSP(原点シフトCANCEL) L_SLANT_MODE_ON_OSP(斜め加工モード ON) L_SLANT_MODE_OFF_OSP(斜め加工モード OFF) SPSPEEDCTL_CLAMP(主軸最高回転数設定Gコード) Y_AXIS_MODE_ON(Y軸制御モード ON) Y_AXIS_MODE_OFF(Y軸制御モード OFF) |
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3.NCVIEW11.0動作環境
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