JMatPro
V9.1 バージョンアップ概要
@ 高温強度計算改良され、凝固および、熱処理を考慮した計算が可能。
凝固高温強度計算Sand Casting AC4CH T-6 | |
凝固高温強度計算High pressure die casting ADC12 Casting | |
A 高温強度の計算結果からの応力-ひずみ曲線の計算を追加 | |
B Flow-Stress計算の追加 | |
計算範囲 温度 : 25 - 500℃ ひずみ速度 : 0.001 - 100 |
2.平衡状態図の等値線図の追加
対応合金 : すべての合金 | |
2.凝固物性計算での逆拡散と冷却速度の考慮が可能。
対応合金 : Al, Mg, Co, Ni, Ti, Zr合金 | |
改良、機能追加
1.一般鋼
@ Simultaneous Precipitation
calculationに強度/硬度計算の追加と改良
A 一般鋼用マルチパス熱間圧延計算に圧延力計算が追加
B TTT図のユーザーキャリブレーションを追加
TTTの計算結果をユーザが自分の実験データのノーズ位置と一致させるよう調整し、
それを使用しての計算ができる機能を追加。
C 焼戻し硬度計算の改良
D ひずみ硬化計算の改良
E マルエージング鋼のマルテンサイト化温度計算の改良
2.ステンレス鋼、Ti合金
Ti合金とステンレス鋼の高温強度計算で、粒径での入力に追加して室温強度入力のオプションを追加。
3.ニッケル合金、単結晶
@ ニッケル合金の高温強度計算で温度依存逆位相境界エネルギー計算モデルを改良
A ニッケル単結晶のヤング率の計算で任意の結晶方向に沿った計算ができるよう改良
4.データベースの改良
@ Al, Mg, Fe, Co, Ni, Ti, Cu合金の熱力学データベースの調整
A Ti合金のTiZrSi, Ti5Si3, TiMB2相のモル体積の調整
B 高Cr鋼のモル体積の調整
C Ti合金にMnを追加
5.データ出力の変更
@ ADSTEFANとのデータ出力メニューを追加
6.バグの修正