左の例は、Ni AM1単結晶合金のgamma/gamma'
mismatchの例で、2つの状態が示されています。温度が850C以下では、gamma/gamma'構造が凍結され(frozen
in)、変化することができません。そのときのミスマッチは、室温におけるミスシフト量とその二相の熱膨張係数に管理されます。温度が850C以上になると、gammaとgamma'の量および構成は、凍結が解除され平衡値が変わるため、計算が出来るようになります。そして、高温までの拡張された格子不適合変化率(an
enhanced rate of change of lattice misfit)が計算できます。高温域での変化率は、室温でのものより大体小さくなり、実験とも良くあっています。