NCVIEW_2011         新機能
NCVIEW_2011 Neo   新機能


 

1.         新機能概要


1)         Windows 7/Vistaに対応しました 

2)         GUIを全面刷新しました

多くの情報や操作を一画面内に集約し、従来よりも効率よく検証を行うことが可能になりました ncview.png

l         操作メニューを大幅に拡充しツールバーをカスタマイズ可能になりました

使用目的にあわせて任意の操作をツールバーに配置する事でより快適に検証を行うことができます。

l         機能毎にウィンドウを分離し自由な配置にカスタマイズ可能になりました

切削形状の検証が目的の場合はモデル表示をより広くし、プログラム解析が目的の場合はNCエディタとマクロデバッガのみを表示するなど目的にあわせて必要なウィンドウを配置することができます。

以下にウィンドウの一部をご紹介します。

p_nceditor.png

[NCエディタ]

操作性(編集、ブレークポイント設定等)及び視認性(NCデータ表示)が大幅に向上しました。

NCエディタ表示文字色を自由に設定することもできます。

 

 

 

 

w_vm1.png

[VMプロパティ]

従来のツリー表示だけでなくVirtualMachineプロパティ(設定や現在値)の表示及び設定が可能になりました。シミュレーションの状況にあわせてプロパティを随時更新し確認することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[マクロデバッガ]

WS000001.png WS000000.png

 

 

 

 

 

 

 

機能毎(スタック・変数・数式等)にウィンドウを分離し、その全てを同時に表示することができます。また、数式や変数を複数登録し監視することができます。

3)         ビュー表示を拡張しました

4)         ユーザービュー機能を搭載しました

ユーザービューとは視点情報を保存し任意のビューに適用する事ができる機能です。検証を行うのに適した視点などを保存しておくことで簡単に再現することができます。

5)         メッセージの出力設定に対応しました

一部のシミュレーションエラー及び警告メッセージの出力設定を変更することができます。エラー、警告、または出力しないメッセージとして指定することができます。

6)         工具先端点制御タイプ2に対応しました

工具先端点制御タイプ2では回転軸の位置を指令する代わりに、ブロック終点での工具軸の方向をIJKで指令します。以下のマシンコマンドを追加しました。詳細はヘルプを参照ください。

7)         工具が旋回する機械で制御点が工具の旋回中心の工具先端点制御に対応しました

8)         FANUCのGコードマクロ呼び出しのモーダル呼び出しに対応しました

9)         マクロ中のGコードマクロ呼び出しに対応しました

10)     G66.1呼び出し中のローカル変数使用に対応しました

11)     TOSNUCのTコードマクロ呼び出しに対応しました

12)     TOSNUCのラベル変数に対応しました

13)     MULTUS向けの指令に対応しました。

14)     径補正量指令が指令されない場合に工具番号と同じ補正番号を使用する機能に対応しました

15)     旋削工具の補正量を自動算出し適用する機能に対応しました

16)     ユーザー定義ホルダーの定義点数上限を40に拡張しました

従来よりも多段のユーザー定義ホルダーを定義できるようになりました。

17)     切削負荷解析機能を拡張しました[NCVIEW/SOLIDwatch, TURNwatch]

l         SOLIDwatchで主軸1回転ごとの切削体積を算出できるようになりました

l         解析する工具を選択できるようになりました

l         送り速度(毎分・毎回転)、主軸回転数、面粗度(旋削のみ)をグラフ表示できるようになりました

l         切削履歴レポートで各工具の累積切削体積を出力できるようになりました

18)     切削負荷解析機能を搭載しました[NCVIEW Neo]

切削体積を算出し異常な切削等を検証するオプション機能です。すべての工具に対応しており、ミリング工具は1ブロックごと、旋削工具は主軸1回転ごとの体積を算出することができます。

l         解析する工具を選択することができます

loadtool.png

 

l         送り速度(毎分・毎回転)、主軸回転数、面粗度(旋削のみ)をグラフ表示で確認することができます

C:\Users\h_kariura\Desktop\ヘルプ\素材\切削負荷解析\リリースノート2.png

 

l         切削履歴レポートで各工具の累積切削体積を出力することができます

C:\Users\h_kariura\Desktop\ヘルプ\素材\切削負荷解析\p_loadanalysis_report.png

 

19)     モデル比較を高速化しました[NCVIEW Neo]

20)     旋削処理及び旋削中VirtualMachine干渉チェックを高速化しました[NCVIEW Neo]

21)     精細表示中の断面表示に対応しました[NCVIEW Neo]

22)     ワーク切削色変更に対応しました[NCVIEW Neo]

 

2.         動作環境


OS

Windows XP(32ビット版/64ビット版)
Windows Vista(32ビット版/64ビット版)
Windows 7(32ビット版/64ビット版)

メモリ

1GB以上推奨

CPU

マルチコア推奨

グラフィック

NVIDIA推奨

 


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